Thursday, September 8, 2011



山の麓の或る牧場で絵画のような光景に出会った。何年も前の写真。
時々こんな小さな奇跡が起きるから、カメラと友達でいられるのだ。

Thursday, September 1, 2011

日没直前の日の出港からオホーツク海を望む。

Tuesday, August 30, 2011






以上、ペットのカメ太郎が脱出を試みてから、手を滑らせて転落する瞬間までをお送りしました。

40分後

カレーの壺を使ったパエリヤ。トマトは、とびきり甘いのをたくさん入れるととびきり美味しい。

Wednesday, August 24, 2011



夏ランチにドーナッツと冷製パスタ、ベリー・ソーダ、ポテトチップス少々。
おんなのこたちが集まれば、テーブルはにぎやか、食べもの同士もおしゃべりしているみたい。

Saturday, August 20, 2011

Friday, August 5, 2011

カムイワッカへの道


カムイワッカ湯の滝への道。森林のトンネル抜けていこう。

Tuesday, August 2, 2011

真夏の知床五湖





真夏の知床五湖の高架木道は、緑に映えて見事な芸術作品のように見えてしまう。
地上遊歩道が原始に近い美しさなら、こちらは人工の美しさ。
それにしても、この季節は本当に緑の主張がすごい。

五湖のレストハウスはエゾシカ肉メニュウが充実しています。
写真はシカ肉コロッケ。淡白でした。
高架木道でシカを眺めながらのエゾシカ・バーガーなんて
ちょっぴり鬼畜でおすすめ。
※園内は飲食禁止。ヒグマが寄ってきちゃいますからネ。

∵知床五湖公式サイト

Wednesday, July 27, 2011

しれとこのねぷた


ねぷたの始まりは、夏の始まり。ねぷたの終わりは、夏の終わり。
江戸時代、幕府からの命でこちらへ警備に派遣され寒さと栄養不足で亡くなって行った津軽藩士たちをしのぶお祭りなのです。知ってたかな。


大漁旗を再利用した衣装は、アイデア大賞ですね。


小学校単位での参加も目立ちます。人気の浴衣は、Aライン! 


本場・青森県弘前市のねぷたと違うのは「愛きょう」でしょうか…扇ねぷたも、ウマい絵ばかりではない。
ゴジラねぷたに至っては、出オチ的な存在ですが、とにかくコドモたちが喜んでいます。
弘前の伝統を正しく引き継いでいる…というよりは、北海道のおおらかさが程よくミックスされて、珍まつりへの道を辿りつつあることに、期待大。

Friday, July 1, 2011

ウナベツ岳のふもとから





ここはウナベツ岳のふもと。コアラちゃんは羊をペットとして飼っている。
窯焼きパン工房が出来上がるまで、あと少し。お待ちくださいませ。

Monday, June 27, 2011

或る木工作家の新工房


木工作家のミカミさんの新しい工房はオホーツク海を見下ろしている。
完成まで、あと一歩。きょうもミカミさんは大工仕事に励んでいます。


屋根の上に、砂利を敷き詰めています。ここからの眺めは絶景です。鼻歌も出ちゃいますね。


砂利を運んでは盛り、運んでは盛り。振り返ればウナベツ岳。360度ぐるり海も山も堪能できる贅沢!


ひと仕事したら、ランチです。今年の初そうめん。窓からは漁師さんの番屋が見える。


ミカミさんちのそうめんは、たっぷりの平貝で出汁をとったおつゆでいただきます。
つゆとそうめんが絡むと、おいしいことおいしいこと。「ウチではいつも、これなんだ」。
薬味のネギは、近所に住むコアラちゃんちの畑でとれたもの。

ここでは時間がゆっくり、丁寧に流れています…。

Saturday, April 30, 2011

春の味覚


子どものころは嫌いだった味。この複雑な旨味、苦味は確かに子どもには理解しがたい。


春のお楽しみ。茹でて炒めて、砂糖みりん味噌を加えて練ると「ふきのとう味噌」のできあがり。
あまにがい。焼きおにぎりに、冷奴に、おでんに、天ぷらに。

Monday, April 11, 2011

雪の回廊


冬期間通行止め中の知床横断道路を走る特別便「雪壁バス」に乗ってきましたよ。
知床半島を横切る大動脈で、暫定日本一開通期間が短い国道。
積雪量がハンパではないので、毎年11月~4月末ごろまで閉鎖されてしまうのです。
雪壁バスは、除雪見学を観光ツアーにしてしまおう!という狙いで去年から実施されてます。
通行止めのゲートを抜け、雪の回廊ウネウネ道をのぼっていくのは、かなりのお得感です。フフフ


ロータリー車のお通りだ、ヤアヤアヤア。ダイナミックな排雪はエレクトリカル・パレードのごとし。
今年の雪壁の高さは3~4mくらいとのこと。例年より低めではありますが、非日常感たっぷり。


↑ こういうことしたくなる気持ちも、わかる。


↑ 何かを見つけた人たち。   「あっ、穴あいてる」


ふと見上げると、道路から50mほども上の斜面に動く人影が…


この方々、道路脇からせり出した雪壁「雪庇(せっぴ)」を削るべく、命綱をつけて挑む精鋭たちなのです…!
断崖絶壁のごとき斜面で、足場を確保しながらスコップで雪を落としていく決死の作業。
これは大変ですよ。


横断道路の中腹、標高738mの知床峠から望む羅臼岳(知床でいちばん高い山)。かき氷みたい。
危険を顧みず、このへんスノーボードで挑む猛者もいるようで。


はるかかなたは、北方領土の国後島。
地図上では30キロほどしか離れていないけれど、外国(ロシア)であることには間違いない。

このときのツアー参加者は10人くらい。
知床も、東日本大震災の影響で少なからず観光入り込みの打撃があるようです。

知床雪壁バス

BOOK MARK

「回廊」についてイメージ検索してみたら、ワクワク感がすごい。こ、これは…。
思い返せば、渡り廊下や細い路地も大好物なのでした。
熊本県日奈久温泉の「路地裏ツーリズム」なんて、楽しめそう。
視点を変えれば、日常が観光になる。物語性があるのがイイ。

タモリは坂道、みうらじゅんは崖のマニアなら…
ほぼ日刊イトイ新聞「Y字路談義」
 Y字路マニアの横尾忠則さん、タモさんに加えイトイさんの鼎談。
谷口ジロー「散歩もの」
 無駄に散歩好きの男性が、ただただ東京都内を散歩をするだけのオムニバス漫画。ですが、
 ささいな出会いや気付きを、これほどワクワク感をもって描いた漫画はなかなかないと思います。

Wednesday, March 30, 2011

ふわり防風林


小清水町上空から気球に乗って撮影した写真。小清水町は防風林の名所なのです。
空から見ると道路のように規則正しく十字に区切られているのがわかる。冬の景色とも、そろそろお別れ。

Tuesday, March 22, 2011

PLAY FOR JAPAN! 視覚的表現から広がる支援の輪

東日本大震災の被害に遭われた皆さま 心よりお見舞い申し上げます。
さいはての地で細々とつぶやくのみの拙ブログとはいえ、
3.11以降はどうしたものか…と途方にくれていました。この10日間で被災地への支援は
多方向から、さまざまなアプローチで枝葉を広げており目をみはるばかり。
今日はデザインやイラストレーションなど視覚的分野からの支援プロジェクトについて紹介してみます。
広がりますように。心に灯がともりますように。

IDEA FOR LIFE
 「デザインの力で助け合いの輪をひろげよう」。広告界のスター森本千絵さんの呼びかけで立ち上がったサイト。
地震直後から森本さんが仕事仲間にtwitterで協力を呼びかけ、
みるみるうちにロゴや節電ポスターができあがっていく様子は圧巻でした。
ダウンロードして被災地で使える身元確認証、募金箱用のロゴ…アイデアで震災に立ち向かおう。

OLIVE
 被災地での生活を助けるデザインやアイデアを集めるデータベース。
たとえば…ペットボトルから皿を作る方法、服とダンボールで靴を作る方法、歯磨きができない場合の
口内洗浄、簡易トイレ、紙トンボの作り方まで、豊富な写真や図でわかりやすくまとめています。
これらアイデアをまとめた折りたたみ冊子がPDFでダウンロードできます。一家に一冊。A3でね。

地震イツモノート
  阪神・淡路大震災後に作られた同名書籍のweb版がデザインを手がけた寄藤文平氏のHPにアップされてました。
 これ以上読みやすく、明解な地震マニュアル本はないのでは。
近々「地震イツモ.com」というサイトが立ち上がるらしく、それに先行してのことらしいです。

うさこちゃんのおうえん
  にっぽんでおこったじしんにおどろいたうさこちゃんが、ひさいしゃへの「ただしいおうえんのしかた」を
やさしくおしえてくれます。ちいさいおともだちにもよみきかせてみましょうね。

Sunday, March 6, 2011

流氷カフェー

昨年、オホーツク海に面するドライブイン跡地にオープンしたCAFE PATH。
忘れ去れた築30年のくたびれた建物が…光が降り注ぐカフェに生まれ変わったとは。
こんなミラクルが、たくさんの場所で起こるといいなあ。
春夏秋冬、窓からの景色は天然のアート。冬はもちろん流氷が主役です。

地場産秋あじ(鮭)のクリームパスタ。
この鮭の「ゴロン」っぷりが、都会的な店内に居ながらにして大自然の恵みを感じさせてくれるわけです。

CAFE  PATH(カフェ パス)
斜里郡斜里町峰浜43-1/営業時間11:00〜18:00/木曜定休
[MAP] [H P]

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流氷を眺めながらお茶を楽しめる絶景カフェ、もう1軒。

CAFE PATHから東へ約30km。ギター&ヴォーカリストのご夫婦が営む「Cafe Bar Music GVO」。
近い!ここは海がほんとうに近いぞ。おそらくオホーツク沿岸で一番く海が見られる店ではないか。

窓からは流氷ウォークを楽しむ人たちが見えました…。
寒そうな様子を尻目にフフフとほくそえみながら、お茶をすするのも一興でしょう。

ミュージシャンらしく、レコードジャケットやギターがさりげなくインテリアに取り入れられていて素敵です。
定番人気がチキン南蛮ランチ。なんとスープにはウニが…。さりげないウニ、がポイントの店。

なぜなら、マスターの本業はウニ漁師だから。マスター、多才過ぎデスネ。
4月になると漁に出てしまうため、秋までカフェはお休みするとのこと。
期間限定の、まさに流氷カフェ。認定。

Cafe Bar Music GVO(ジーヴォ)
斜里郡斜里町ウトロ西91-5/水曜定休
[MAP]