Thursday, October 28, 2010

着膨れたい!

さて、北海道はニットの季節になりました。
着膨れ名人のミス・防寒着として面目躍如です。


ブリティッシュウール100%、イギリス製Stuart Austinのウォーマーシリーズはとても可愛い。
このアームウォーマーは色違いがいくつかあって、
幾何学模様を編みこんだ定番のフェアアイル柄なのですがStuart Austinは
色使いが派手派手しくなく、地味すぎず絶妙なり。

中標津のおしゃれショップ「range life」で購入しました。
洋服のほかに文房具や生活雑貨など店主さんの審美眼が光る、道東の名店であーる。

Range Life(レンジライフ)
標津郡中標津町東5条南1-1  2F
木曜定休 [MAP] [URL]

Tuesday, October 12, 2010

棚からボタモチの白菜三昧

作りも作った、ロール白菜29個。

白菜高騰の最中なので、なんともゼイタクに思えてしまう。
地元の農家さんから規格外品を分けて頂きました。ありがたや。
そもそも、この辺で採れる「知床はくさい」は甘味が多くて良品質、
本州の漬物屋さんから指名買いされるので、地元民の口にはなかなか入らないのだ…。

ロールキャベツに比べて、葉っぱは剥がしやすくて巻きやすい。
コンソメスープをいっぱい吸ってトロトロ。洋風おでんのオモムキかなあ。

白菜がまだまだ余っているので、いよいよ扁炉(ピェンロー)に挑戦するときが来たらしい。
かの舞台美術家・妹尾河童さんが名著「河童のスケッチブック」の冒頭で紹介されており▼
シンプルながらも白菜の旨味を存分に生かした絶品鍋料理として一躍有名に…なったらしい。

河童のスケッチブック
河童のスケッチブック
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妹尾 河童
文藝春秋
売り上げランキング: 42850

after the rain

Monday, October 11, 2010

ショート・トリップ in 中標津

木々が良い感じに色づき始めて、引きこもっていてはモッタイナイ。
お泊まりするほど時間はない。でも旅気分は味わいたい。さてどこ行こう?
という気分のとき。ウチのマチからわずか1時間ほどに位置する根室管内中標津町は
そんな欲求をほどよく満たしてくれる、週末トリップにピッタリなマチです。

ひとつ峠を越えただけで文化が違う、風土が違う、特産品が違う。
「町」なのにツタヤがある、ユニクロがある、隠れ家的なシャレたお店がある。
チョッとした都会感とスローライフが共存しています。

「トラットリア・ナッカリーノ」はトラットリア(=食堂)の名にふさわしい、気さくさが良い。
客層もファミリーからカップル、地元のおいちゃんまで誠に幅広い。
小上がりがあるイタリアンレストランなんて、珍しいのでは。気さくだ!

∵TRATTORIA Naccarino(トラットリア・ナッカリーノ)
 北海道標津郡中標津町東中2-10
 11:00~21:00 ランチ営業
 食べログ


きのこと自家製ベーコンのクリームソースパスタ。くっきりした味付けが道産子向き。
肉厚ベーコンが香ばしく存在感大。

奥に見えるのが小上がりなり。

Saturday, October 9, 2010

目からウロコの知床五湖撮影ツアー

仕事上、何かとカメラを使う機会が多いのですがマシンはゴツくてカッコ良くても、
いかんせんウデが無い。
カメラの機能に任せきってシャッターを切り、明暗をフォトショップで補正する日々。
それではイカン!自立したオンナになる!と一念発起。
知床の観光名所を巡りながらプロカメラマンに技術指導を賜るという一石二鳥ツアーに参加してきました。

 講師は山本純一せんせい。(写真右から2番目)
「カメラマン=無口」という私の勝手な思い込みは軽やかに打ち砕かれ、
名言・金言の嵐で目からウロコがポロリポロリ…。

最終日の知床五湖は、朝からあいにくの雨。
ガックリ肩を落とす我々に「ちっとも悲しがることはない!」と、山本先生は優しく諭します。
「湖に落ちる水滴や、雨に濡れた木の様子も美しい。何も損はない」
「自然を相手にしているんだから。変化に合わせてカメラに指令を与えればいいんだよ」

↓トーク上手な先生のアドバイスで、こんなに写真に変化が出た!(左がbefore、右がafter)
というか無知すぎ、私!

自然の厳しさも優しさも全て受け止めて、ファインダーの中で自分の世界をつくる。
これって人生そのものにも反映されていくことだよなあ~ ガッテン、合点。




こんなに原始的な風景があるステキな知床五湖の遊歩道ですが
来年から5月~10月は利用が有料化となります。
自然保護のための苦肉の策は、吉と出るかどうか。