Thursday, February 7, 2013


パターン化してテキスタイルになりそなほどの、エゾシカの群れ。冬を生き延びるのに、必死なのだ。

Tuesday, January 29, 2013



1月26日、積雪70センチ。街じゅうに白い花が咲いた。

Saturday, January 26, 2013

カスカ~カナダ・ユーコンの森の狩猟民

北方民族博物館(網走)で27日まで開催中の、カナダの狩猟民「カスカ」の暮らしを紹介する写真展
「カスカ~カナダ・ユーコンの森の狩猟民」に行ってきました。

カスカ写真展の撮影者は、仙台在住の山口未花子さん(左)。
カスカは、植物がほとんど育たない地に暮らすため、
ビーバーやヘラジカなどを狩猟し、主食としているそうです。
山口さんは現地でカスカの古老から狩猟や動物の知識を学び、
伝統的な工芸品づくりにも取り組んでらっしゃるそうで、
このとき手にはめていたヘラジカのミトンがとても可愛かった!

ヘラジカ皮でつくったミトン。伝統的なビーズ刺繍が施されている。
皮は、柔らかくするために、なんとヘラジカの「脳みそ」を溶かした
水に浸しておいてから絞って煙でいぶす(乾かす?)そうです。
1頭分の皮につき、1頭分の脳みそが適量だとか。ひー。




▽ヘラジカ猟についての覚え書き
川沿いでのヘラジカ猟=「ヘラジカが撃たれるのを待っている」という考え。
カスカの人々にとって狩猟とは、動物との魂の交流でもある。
動物へ尊敬の念を示した結果、彼らからの「贈り物」として肉や皮を得られる。
この「動物への尊敬の示し方」が、とても興味深くて。
←ひとつの例として。
解体の最後、ヘラジカの気管を木の枝に吊るしています。
動物の魂が宿ると考えられている気管や、足の骨を
森の中に残すことが、次の猟でも動物と出会うことを
確実にするための儀礼…。

超でかいなあ、ヘラジカ。エゾシカとはくらべものにならない。


ヘラジカを解体するおじさん。と、それを見守る犬くん。


カスカのおばあちゃん。

ちなみに、ヘラジカ肉は「チョットくせがあって、馬肉ぽい」そう。

北方民俗博物館は、日本で唯一北方民族の文化を専門に紹介する博物館で、アイヌ民族はもちろん、
フィンランドのサーミ族やロシアのウィルタ族など、北国に生きる少数民族の歴史文化から
ファッションまでを網羅した、何度行ってもいろんな発見ができるスポットなのです。
わたしが北国の防寒ファッションを異常に好きなせいかもしれません。カワイイ!



Tuesday, January 22, 2013

2012年の記録③ Oketo Contemporary Art【Ⅱ】


置戸町の旧秋田小で開かれた現代美術展「置戸コンテンポラリーアート」(2012.8/3~12)リポートの続きです。
(→第一回はこちら
もっとも心惹かれたのは刺繍アーティスト・近藤アキ氏の作品です。
これね、遠目には透明な板にペイントしてあるのかと思いきや、ものすごく細かい網目に
 ひと針ひと針、糸やスパンコールを刺してあるという根気の作業。
照明の効果で、影ごと作品になっていて古い校舎を幻想的に彩っておりました。

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Thursday, January 17, 2013



流氷が接岸した。気温は氷点下20度を超えた。ほんとうの冬が始まるのだ。

Wednesday, January 16, 2013

2012年の記録② Oketo Contemporary Art【Ⅰ】




置戸町の旧秋田小を会場にした現代美術展「置戸コンテンポラリーアート」
(2012.8/3~12)に足を運んだ。
道内外の美術家25人。古いりんごの木箱を積み重ねた巨大なオブジェ、
牧草ロールをアートに見立てた作品、写真などの作品が体育館や教室、
廊下などを彩り、見事にギャラリーに変身していた。
09年3月に閉校して以来、かねてから空き教室を使って地域のひとびとが、
さまざまな活動に使用しているそうで、木工作家の工房や、
「筋トレ倶楽部」と称してトレーニング機器でいっぱいの教室もある。
一見、現代アートとは無縁のおじいさん・おばさん方が受け付けを担当してたりして…
ゆるい空気が心地いい。

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